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今月の聖句は「楽は苦の種 苦は楽の種」という智慧の言葉です
世間でよく言われるこの格言は 私たちが感じる苦楽は 私たちの認知の仕方によって良いとも思われ 悪いとも思われる 相対的なものなのだ
という智慧の教えです 本当は苦も楽もないのです 静かに目を閉じ あなたの場合
*初級 楽と思ったことが苦に変わった体験を・・・
*中級 これは苦労だとか楽だと思うことが多いかどうかを・・・
*上級 これまでの人生、苦楽の違いはないな、と思えるかどうかを・・・
瞑想してみてください。
次に
「楽は苦の種 苦は楽の種」という智慧の言葉では 自分で苦とか楽とかを決めつけずに ともかく淡々と行為し続けろ と言うのです あなたの場合
*初級 苦と思った体験が楽に変わった体験を・・
*中級 苦の種を楽の種と、思えるようになった体験を・・・
*上級 今抱えている問題の中で、苦楽と思わずに行動するにはどうしたらよいかを・・・
瞑想してみてください。
浮かびましたでしょうか。
・・・・・・
「人生楽ありゃ、苦もあるさ~♪」
私は この四文字熟語を読むと水戸黄門を思い出しますw
子供のころおじいちゃんとよく見ていたのです。
誰でも辛かった~。あの時はしんどかった~。
という経験が1つや2つあるのではないかと思います。
それを じっと耐えたり、待ったり、頑張ったりして
苦楽と捉えますが
辛かったことは、今となって振り返れば良いことになっていることありますか?
ご存知の方も多いと思いますが
古事に「塞翁が馬」という言葉があります。
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あらすじTEXT
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老人が馬を飼っていてとてもかわいがっていました。
その馬は評判がよく良い馬でしたが
蜂にさされて飛び出してしまいました。
馬は帰ってこないので、周りの人は同情していましたが、
老人は「これがきっかけで何かいいことが起こるかも知れない」
と馬を待ち続けました。
しばらくすると馬が別のとても良い白い馬を連れ帰ってきました。
老人は「これがきっかけで、別の悪いことが起こるかもしれない」
と決して喜びませんでした。
そして老人の息子が白馬に乗り落ちて、
片足を挫いてしまいました。
周りの人は同情しましたが、
老人は「いいことの前兆かも知れない」と言いました。
それから、戦争が始まり周りの人は戦争に借り出されて戦死しましたが
息子は怪我していたので徴兵されず命拾いをしました。
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これは、人生 良いことも悪いこともありそれは予測のできないもの。
それを一喜一憂するのではない。という意味です。
しかし、それだけではなく
インド哲学の考え方では、もうすこし深く意味していています。
それは、
「良い、悪いを予測する必要が全くありません。」 ということで
そもそも、苦楽と分けることをしないからです。
区別するのではなく全て受け入れる。という考え方なのです。
良いこと。。。悪いこと。。。
そう思わずに。。。
全て 自分にとって必要なことだとなのです。