星の王子さま

NHKで『星の王子さま』の特集をしていました。

星の王子さまは有名な本なので読んだことある方多いと思いのではないかと思います。
私は読んだことないので分からないのですが。
大人が楽しめる本だとか。

テレビでは物語のあらすじだけだったので
今度ゆっくり読みたいと思っています。


特集の中で 気になったのが
バラの話のくだり 

・・・
あらすじ (最初だけ)

星の王子様は、小さな小さな 星で暮らしていました。
その星に、バラがゆっくりと美しく咲きました。
とても綺麗なバラを、星の王子様は大好きになりました。

星の王子様は、バラに水をあげ、世話をしました。
バラは、「風がくると寒いので、ついたてを作ってね。」
「夜はガラスのカバーをかけてね。」
と、バラは、沢山注文してきます。
星の王子様は、ついたてをつくり、夜はカバーをして
バラの言うことをそのまま聞いていました。

それからもバラはお願いごとばかり

星の王子様は、注文が多いバラと距離をおきたくなり
星から出ることをバラに話しました。

そんなバラは
「私はバカでした。幸せになってくださいね」と。
バラは泣いている顔を、星の王子様に見せたくなかったのでした。。。

星の王子様は、星を出ることにしました。。。

(ここから王子さまの旅がはじまります)

・・・

こんな感じの内容だったと思います。

星の王子様が出て行ったのは、ワガママなバラが原因に感じます。
でも、それだけではなく星の王子様にも原因はありました。

星の王子様は、表面にとらわれて相手(=バラ)の真意がつかめていなかったのです。

自分(=星の王子様)の立場からバラを見るのではなくて
一旦 自分の立場をおいて
バラの立場で、バラの気持ちになって、考えることをしました。

バラは、なぜワガママなのか、トゲをつけている理由は。。。


それは
自分を守ろうと思ってトゲをつけているのでした。
弱いところを見せないようにトゲをだしていて
本当は、守ってほしかったのです。

バラの本当の気持ちを王子さまは気づきます。

星の王子様は、
バラの言われたことを、
そのまますれば幸せになれると思っていました。

例えば
バラは 「風がくるので、ついたてをしてください。」と命令されたので
ついたてをおきました。

しかし、本当にバラが言いたかったのは 
「自分のことを世話してください。」
ということだったのです。
それに気づけば、他にも対応はあったのでしょう。

真実は隠れたところにある。
星の王子様はそれに気づきます。

『星の王子さま』は
自分にとって何が大切なのかを考えさせてくれる本みたいですよ。