昨日は雪が降りましたね。
窓の外を見ると冬にもどってしまったようでした。
水戸黄門ゆかりの大名庭園ということで味わい豊かな庭園です。
庭園を散歩していると殿様にでもなったような優雅な気持ちになれます。
庭園の奥には梅が咲いており
白い梅。薄ピンクの梅。ビビットピンクの梅。
どれも色や形が違う。
それでもみんな綺麗。好みはあるけれど、梅はそれぞれの色や形に自信をもって堂々と咲いているように見えました。
そして歩きながら、金子みすゞさんの詩を思い出しました。
私と小鳥と鈴と
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のやうに、
地面(じべた)を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
みんなが違うから、それぞれに特色が出て。
みんないいですよね。
木々からは太陽の光がさしこんで
暖かく穏やかな気持ちになりました。
梅の余韻を楽しんでいる今日この頃です。