先月は、自分を振り返る瞑想をしましたが
瞑想は何百通りもあるので毎回違うものをしております。
今回はよく使われるマントラ瞑想の中のソーハム瞑想の話です。
(マントラについてはこちらをご覧ください)
सौहमु
「ソーハム」
ソーハムとは、
サンスクリット(=梵)語です。
ソーは、彼。
ハムは、私。
「彼は私である。」
と訳されます。
宇宙観を現しているマントラで
彼というのは彼氏ではなくブラーフマン=すべてのものという意味です。
又、「私は宇宙です。宇宙は私です。」という受け取り方もあります。
彼は私。私は宇宙。
それは、私と相手(自分以外のすべてのもの)を区別せずに
全ては一つ。
そう、感じることで、調和が生まれてきます。
区別や差別をしないと
心の平和が訪れます。
ソウハムは、心の中に対立をさせない瞑想法です。
マントラ(真言)はパワーをもっているので唱えていくと
意味と同じ状態になっていきます。
やり方は、瞑想をするよう背筋を整えて座ります。
ソウで吸って。
ハムで吐く。
心の中で唱えながら
繰り返ししていくと、
心静かになってきます。